ラッパー×ファッション“リル・ウェイン”【ヒップホップ、Trukfit、Young Money】

Fashion

リル・ウェイン(Lil Wayne)
本名:ドウェイン・マイケル・カーター・ジュニア(Dwayne Michael Carter Jr.)は、ルイジアナ州,ニューオーリンズ出身のラッパー。1982年9月27日生まれ。
1995年、リル・ウェインが12歳の時にラッパーのバードマン(Birdman)と契約し、キャッシュマネー・レコード(Cash Money Records)に最年少メンバーとして加わったことからキャリアが始まった。

1995年、リル・ウェイン(12歳)

1995年、ウェインはレーベルメイトのベイビー・ギャングスタ(Baby Gangsta)とデュオを組み、アルバム“True Story”をレコーディングしたが、ウェインは3曲しか(Baby D名義)収録されなかった。
1997年、ウェインとB.Gはキャッシュマネーのレーベルメイトであるジュヴナイル(Juvenile)とターク(Turk)と共に、アメリカ南部のヒップホップグループ“Hot Boys”を結成した。同年10月にはデビューアルバム“Get It How U Live!”をリリースした。1999年にリリースしたホットボーイズの2ndアルバム“Guerrilla Warfare”はグループにとって最もセールス的に成功したアルバムとなった。発売初週に14万2000枚を売り上げ、アメリカのアルバムチャートBillboard200で初登場5位を記録。1999年11月1日に全米レコード協会(RIAA)からプラチナ認定を受けた。

1997年にルイジアナ州ニューオリンズで結成されたヒップホップグループ『ホット・ボーイズ』

1999年、リル・ウェインはソロ・デビュー・アルバム“Tha Block Is Hot”でソロとしてキャリアをスタートさせた。
4thアルバム“Tha Carter”、5thアルバム“Tha Carter II”のリリースで人気を更に高め、2008年にリリースした6thアルバム“Tha Carter III”では全米で初週売上100万枚を突破しヒップホップ業界でさらに地位を高めた。このアルバムはグラミー賞の最優秀ラップアルバム賞を受賞している。

リル・ウェインのファッションへの取り組み

リル・ウェインはホットボーイズのメンバーとしてオーバーサイズの白Tシャツとバンダナを巻いていた頃から、常に独自のスタイル・センスを確立していた。昨年、ソーシャルメディアで話題になった『アベイシングエイプ(A BATHING APE)“BAPE”を最初に流行らせたのは誰か』を巡って、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)やソウルジャ・ボーイ(Soulja Boy)と共にリル・ウェインの名前が挙がっていた。

2012年1月、リル・ウェインは自身のアパレルブランド“TRUKFIT”を設立。また、自身のレコードレーベル“Young Money Entertainment”からもアパレルラインを立ち上げている。

リル・ウェインのアパレルブランド“TRUKFIT”

“The Reason U Kill For IT”の頭文字をとって名付けられた“TRUKFIT”は、2012年1月にデビューしたリル・ウェインのアパレルブランドである。近所を走るトラック(Truck)の荷台から、レプリカの服(Fit)を買っていた幼少期のウェインの経験からこのブランド名を思いついた。

リル・ウェインのスケートボード・ライフスタイルとストリート・イメージを融合させたアパレルである。

Trukfitのプロモ画像

Young Money x Neiman Marcus

2018年2月、アメリカの高級デパート『ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)』とのコラボレーションカプセル“Young Money x Neiman Marcus”をリリースした。Tシャツ、コーチジャケット、パーカー、ヘッドウェアなどのアイテムをリリース。全てのアイテムにヤング・マネーのロゴが入っているが、Trukfitのアイテムと比較すると控えめデザインになっている。よりクリーンで、より大人っぽく、そしてよりニーマン・マーカスらしい(高級感がある)仕上がりになっている。

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